クラウドファンドサイト、CAMPFIREの更新記事より。


(※写真は神戸・元町映画館さんのホームページより)


神戸の劇場公開日がなかなか決定せず、
皆様にはご心配をおかけしております。


夏頃には…年内には…と想定していたのですが、
映画館にとって集客は死活問題で、当作品は、
落語好きの方はともかくも、一般的に大ヒットが見込める、という
題材とは言い難い部分がございます。
(監督は大ヒットさせるつもりで作った、と言っていますが)


なので、映画館さんが公開日の決定に慎重になるのは
理解できるところであります。また、今もヒットを記録し続けている
カメラを止めるな!」も元町映画館さんでロングラン上映されており、
先のスケジュールを確定しにくい現状も背景にあるのだと思います。


そんなわけで、兵庫県パトロン様にも、先日、リターンを送らせて
いただきました。年内の神戸公開が厳しそうだということが
見えてきましたので、ひとまずの「けじめ」「区切り」として、
お送りしました。これにて、全国のパトロン様に一通り、
リターンを送らせていただいたことになります。


神戸公開自体は、遅くなってもされると聞いておりますので、
スケジュールが確定されましたら、またこちらで
ご報告させていただきます。
おそらく、最終の劇場公開になろうかと思います。その際は、
足をお運びいただけましたら幸甚です。


何かお問い合わせ等ございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
いつもありがとうございます。


記録映画「人情噺の福団治」製作委員会
事務局スタッフ

来年2月「人情噺の福団治」上映会 in 福岡県

来年2月に、福岡県某所にて私の二作目のドキュメンタリー映画
「人情噺の福団治」上映会の開催が決定しました。


現在、神戸・元町映画館にて公開待機中ですが、世間的には、
落語好きの方以外に集客力のある作品とは正直、言い難いため、
公開日がなかなか決まらずにいます。
(作る側としてはそんなこと関係なく、誰でも楽しめる作品を
作ったつもり)


そこには、映画の中心人物である桂福団治師匠とそのご一門に、
ある事情から当作品を応援いただけなくなってしまった…という
背景もあり。
来年の上映会では私の座談会もあるらしいので、
その辺も話せる範囲で話してみようか。


※写真の福車師匠、翠みち代さん(福団治師匠の奥様)は
残念ながら今年お亡くなりに。
お二人の姿を残せたことも意味があると思っています。


伊藤有紀


続・ショートフィルム

9/22-23に行われた
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018 in 福岡」
の中の八女会場用に、ショートフィルムを1本
作らせてもらいました。
(写真のウィッグは小道具です)


若干キツめの段取りでしたが、主催者さんが困っておられたので、
若輩の身で子ども達に映画の講師なんぞもやらせてもらいました。


また、写真の看板の「八女ショートフィルム」1時間の枠で流れる作品を、
八女市の様々な方々にお声がけし、ご提供いただきました。
皆さんお忙しい中ありがとうございました!
(自分の約10分のショートムービーもこの枠で流れました)


伊藤有紀



ショートフィルム

9/22-23に行われる
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018 in 福岡
の中の八女会場用に、ショートフィルムを1本
作らせてもらうことになりました。


スケジュール・予算ともに潤沢とは言えず、
どうなることか分かりませんが、温めていたアイデア
ここで使ってみようかと思っています。ジャンルはホラーです。


長編ドキュメンタリー映画で職業としての映画監督を
始めさせていただきましたが、それまでは映像の仕事とは別に、
自主制作で劇映画を作っていました
ショートショート フィルムフェスティバル & アジアに
ノミネートもされたのですが、以前の作品は恥ずかしいので封印です)。


長編劇映画の企画もジワジワと動いているので、
その前に良い機会をいただけたと思ってます。


伊藤有紀

三人のプロデューサー

映画新企画(劇映画企画)のために、ここ数ヶ月で
3人のプロデューサーとお会いしてきました。


お一人目は福岡で。この方は、一本ごとの間隔は空いていますが、
何本もプロデューサーとして映画を製作されてきている叩き上げの方。
「予算の内6〜7000万をロケ地で、覚悟を決めて集められるようなら是非」
とのこと。


お二人目は釜山で。この方は、長年別の職業に就いておられたが、
映画が好きで脱サラしプロデューサーになったという方。
本数、予算規模だけ取れば僕の方がまだキャリアがあるという方で、
経歴のユニークさから近い意識で何か一緒にできるかもと思ったのですが、
考えが甘かった。
遅くから映画に入ったからこそ、ご自分のキャリアアップに
意識が向いておられ、僕の持参した企画には社交辞令で
応対してくださった感じ。


3人目は新潟で。この方は、これまでに動かしている金額で言えば
一番大きいだろう方。長年映像・ラジオ等幅広く携ってこられた中で、
映画もプロデュースしている方。東京で番組制作していた時の
僕の恩師でもある。
「無理だな」と即答いただきました。
「今は別の分野の管理職をやっていて時間が取れないし、
(冗談めかして)映画は儲からないしな笑」
要は、自分が関わるよりは、その企画なら適任がいるはずだ、と、
経験談を交えながら。愛情を感じました。


てなことを持ち帰って仲間とあーだこーだ。
こうして一歩ずつ、進んだり戻ったりするのも映画作り。
映画はもう始まっています。