三人のプロデューサー

映画新企画(劇映画企画)のために、ここ数ヶ月で
3人のプロデューサーとお会いしてきました。


お一人目は福岡で。この方は、一本ごとの間隔は空いていますが、
何本もプロデューサーとして映画を製作されてきている叩き上げの方。
「予算の内6〜7000万をロケ地で、覚悟を決めて集められるようなら是非」
とのこと。


お二人目は釜山で。この方は、長年別の職業に就いておられたが、
映画が好きで脱サラしプロデューサーになったという方。
本数、予算規模だけ取れば僕の方がまだキャリアがあるという方で、
経歴のユニークさから近い意識で何か一緒にできるかもと思ったのですが、
考えが甘かった。
遅くから映画に入ったからこそ、ご自分のキャリアアップに
意識が向いておられ、僕の持参した企画には社交辞令で
応対してくださった感じ。


3人目は新潟で。この方は、これまでに動かしている金額で言えば
一番大きいだろう方。長年映像・ラジオ等幅広く携ってこられた中で、
映画もプロデュースしている方。東京で番組制作していた時の
僕の恩師でもある。
「無理だな」と即答いただきました。
「今は別の分野の管理職をやっていて時間が取れないし、
(冗談めかして)映画は儲からないしな笑」
要は、自分が関わるよりは、その企画なら適任がいるはずだ、と、
経験談を交えながら。愛情を感じました。


てなことを持ち帰って仲間とあーだこーだ。
こうして一歩ずつ、進んだり戻ったりするのも映画作り。
映画はもう始まっています。