じっくりとね。

午前10時半起床。妻と遅い朝食。
W杯ロシア大会のイングランドVSコロンビア戦を観ながら
寝てしまったらしい。


その後、DVDで映画「鬼龍院花子の生涯」鑑賞。
濡れているのだが要所要所できっちり抑制が効いていて、
俳優陣のアンサンブルもハマっていた。
五社英雄作品では「雲霧仁左衛門」が最も好きだが、
個人的にそれと一、二を争う作品である。


PCでメールをいくつか送信。


妻が来てなんやかんやと雑談。仕事の話も少々。
その流れで「amazon primeって凄いよ」という話になり、
米ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン1の第2話を
PCで妻と視聴。
とても面白く観たのだが、妻は「面白いが、目まぐるしすぎて
感覚が疲れる」と。それは理解できる。一部を除いた米ドラマの手法は、
視聴者を絶え間ない緊張状態に置き続ける、というものだからだ。
だがそれが現代エンターテイメントの最前線のテンポであることは
否めない。取り入れるにせよ逆を行くにせよ、無視はできないのだ。


その後、妻と車で福岡県うきは市へ。星野村経由、山越え1時間のルート。
7年前、福岡に来てまだ間がない頃に行ったトニーズカフェへ行き、
ピザとタコス。タコスはミンチとチキンの二種類を頼んだが、
ミンチのタコスが抜群に美味かった。
続いてはMINOU BOOKS AND CAFEへ。一通り書棚を見て、
オイゲン・ヘリゲル著「弓と禅」(福村出版)購入。
のち、コーヒーブレイク。
店内を見渡すと、様々な世代のお客が思い思いにくつろいでいて、
良い眺め。
妻の店もこの光景を目指してほしいなあ。じっくりとね。


伊藤 有紀