お籠もり

午前8時起床。
朝から近所の祇園神社の祇園祭
妻は僕より先に神社へ向かい、ご近所さん達と準備。
僕も9時半頃に神社到着。


お供物を用意し、10時半、宮司さんをお迎えし祝詞奏上。
約30分ほどで終了。
宮司さんに玉串料をお渡ししたり、お供物の鯛を魚屋に持って行って
氏子の戸数分切り身にしてもらったりと、なんやかんや動く。
猛暑である。


昼、筑後市コメダ珈琲店にて、新作映画への
英語字幕貼り付け作業を進める。
アレックス・ファーガソン自伝」読了。
イギリスの名門フットボールクラブ元監督の自伝だが、
いろんな分野にも通じると感じた。頑固親父は好きだ。


を閉めた妻を迎え、一緒に、再び祇園神社へ。
午後7時、祇園さんへの「お籠もり」開始。
神殿を開け放ち、灯りをつけ、飲み物を用意し、
氏子各戸から一人ずつが出席、神様のそばでくつろぐのだ。


他の方々は慣れたもので、自然体でくつろいでいらっしゃるが、
こちらは物珍しい状況が楽しくて仕方ない。
うちの班は二班なのだが、お籠もりの間中絶え間なく
町内の一班・三班の方々が参拝にいらっしゃった。
(当然個人差あるだろうが)皆さんそれぞれ
「自分の町の自分事」と感じていらっしゃるのだな。
そこに、町を流れる時間の重みを感じた。


午後9時、お籠もり終了。
手際よく後片付け。鯛の切り身やお供物の残りを
みんなで分けて、解散。
お神酒で酔ってしまい、自宅到着後すぐに就寝。


伊藤 有紀